ちゃんと仕事しようぜ、まったく…

相方の友人のお母さんが亡くなった。83歳だったそうだ。
年齢だけ聞けば、あぁ、まぁ仕方がないねぇ、いい歳だもんね、となるところ。
しかし、亡くなるまでの話を聞いたら、怒りがこみあげて来た。

糖尿病の持病があるお母さんが、急に強い胃の痛みを訴え出したと言う。
もうここまで聞いた時点で、俺は「心筋梗塞」と言う言葉が浮かんだが…

地域の診療所に行ったら胃薬を出されて、
それでも胃痛は治まらないので大きい街の総合病院へ。
胃の不調を信じていた娘さんが運転して連れて行ったんだって。

そしたら午後に行った総合病院では消化器科は午後は休みだからと言われて、
その近くにあった胃腸科の病院へ行くも結局点滴を打たれて終わり。
そして帰された直後に、立ち寄ったスーパーの駐車場で「ウッ」となって亡くなったって。
娘さんの心境を考えたら、いたたまれないと同時に、腹が立って仕方がない。

3つの医療機関で、3人の医師に診てもらってこの有様だよ。
元々胃弱体質でもないのに、急に強烈な胃痛に襲われて、しかも薬を飲んでも治まらないとなったら、
そして患者さんは糖尿病だって判ってるなら、医者じゃない俺でも心筋梗塞を疑うよ?

もう一つあった。
少し前の事だけども、地域の30代の男性が急死した。
心臓の奥の辺りから背中にかけての激しい痛みを訴えて、町立病院に行った。
その男性は、かなりの肥満気味で高血圧。医者なら大動脈解離を疑わないか?

そしたら町の医師は、痛み止めを処方して様子を見ましょうと男性を帰した。
駐車場に止めてあった車に戻った男性は、そこで死亡。

ねぇ、なにやってんの?  
自分の仕事に於いての情報の蓄積とか、経験則ってものは無いのかよ!!
「痛いなら痛み止め」って、シロートかよ!!

自分や家族の命を繋ぎたかったら、病院任せ、医者任せにはしないでね。
そのためには、普段から自分で情報を仕入れておくことをお勧めします。

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