洞爺湖町曙公園 花火が見える湖畔のキャンプ場

2001年6月23日~6月24日・洞爺村曙公園キャンプ場

曙公園てどこ?」

仲洞爺キャンプ場を過ぎてその次のキャンプ場はとうや中央公園・小公園でしょ。
今見えてるのが中央公園かい?
看板も何も見当たらないし、したら次が曙公園じゃないの?

おおっ、ここだべさ、多分。
まぁいいや。とにかく湖畔のいい場所が見付かったらそこにテント張っちゃえ。
いゃ、でもキャンプ場の名前がわかんないとレポのタイトルつけるのに困るべさ。
まぁ、それも最近流行りの語尾上げ口調で「洞爺村曙公園?」にすればいいかw
こんな感じのアバウトなノリで曙公園キャンプは始まった( ̄皿 ̄)

今回の出発は早かった。 午前7時だもん。
まだみんな寝てるしー、道はスキスキだしー♪
昼食はサイトでサンドイッチ作って食おうって言う予定もこりゃ楽勝にこなせそう。

有珠山噴火で使えなくなった国道230号の代替えの道が未だによくわからず、
昭和新山の入口から洞爺へ向かうという遠回りをして湖畔道路へ出た。
途中キムンドの滝見物をしようと右折。
駐車場らしきスペースがあったが誰も滝見物に来ている様子もなくあたりはひっそりしている。

ウチの車の後ろにくっついて来ていたバイクのにーちゃんも見物に行くんだか行かねぇんだか、
バイクに乗ったまま何かを見ているので、俺もその視線を追って見てみたら
「熊出没注意!!」の看板。
ここから滝までしばらく歩くのに、鈴も爆竹も持って来てないし、人気は全然無いし…
熊にやられてお馬鹿~~では済まされないので、滝見物は即中止。

車をUターンさせるとバイクのにーちゃんも物凄い勢いで走り去って行った。
まだ熊が出たわけでもないのにね( ̄ー ̄)
ほんでもって曙公園到着は11時すぎ。
※帰る時、次のグリーンステイまでキャンプ場がなかったのでここは曙公園だったと言う事が判明。

回りより少し高くなった一画に設営を済ませ、昼食の仕度。

ッて言うか今回はタープはかみさんと共同作業で立てたが、
テントはなんとなく一人で立ててみたくなり、
かみさんにサンドイッチを作ってもらっている間、俺は初めての一人テント設営をやってみた。
風が無いせいもあって、期待していたアクシデントもなく、以外と簡単に設営完了。

さて、昼飯だ。
ハムとレタスだけのシンプルサンドもこの景色の中で食べるとすげえ御馳走になる。
天気もいいしキャンパーの数も少な目で今日も静かに過ごせそうだな、こりゃ。

昼食後はとりたてて何をするわけでもなく、息子は水辺でばしゃばしゃ遊んでるし、
かみさんはテントの中を整理整頓してそのまま昼寝に突入。
俺も息子の様子を見ていたが、ビールが効いてきて夢の中へ・・・。

限り無くゆったりとした時間。これがいいのよねぇ。
空気の旨い自然の懐の中でぼーんやりしているこの時間のなんと有り難い事!
ウトウト、ウトウト・・・

「キャッチボールやろうよ」の声で目が醒めた。
息子がグローブを引っぱりだして待っている。
経験の浅い息子と全然続かないキャッチボールにしばし興じる。
その後そこら辺を散策などしてみる。

そうしたら公園に向かって右の奥に芝の綺麗なサイトを発見。
駐車場から遠いこともあってか、
午後3時をまわっているのにまだキャンパーは少なく、たっぷり空きがある。

「引っ越そうか?!!」一瞬そう思ったが、やっぱりダメだ。
近くにはボットントイレしかなく我が息子はボットンが大の苦手。
と言うよりボットンでは出来ないのだった。
いやいや、今の場所で充分。贅沢言ったらきりがないもんね。
そう自分に言い聞かせ、薪になるような木を拾いながらテントへ戻った。

この日の夕食は鮭のちゃんちゃん焼きと豚精肉の焼き鳥。
豚肉なのに焼き鳥とはこれいかに。
鶏でも鴨南蛮と言うがごとし。ちょっと違うか( ̄皿 ̄)

いいの、いいの。
函館では豚精肉の焼き鳥で通じるの。なんか室蘭でもそうみたいだけどね。
で、ちゃんちゃん焼きは知り合いのキャンパーのレシピをいただき初挑戦。
ちょっと焦がしちゃったけど味は抜群。旨かったわ~~(^^♪
御飯もおいしく炊けて満足満足。

さぁーて、いよいよ本日のメインイベントの時間です。
と思ったら最近は日が長くて、まだ明るいし暖かいのよこれが。
そのメインイベントってのが 我が家で久々に仕入れたキャンプグッズのデビュー。
そいつが焚き火台とガスランタンだけに
明るくて暖かいうちはまだデビューのタイミングとしては早いわけで…。

もっとも焚き火台の方は夕食の時のグリルとして一足先に活躍。
焼き網と炭との間の程良い距離と、
見事なまでの火の回り具合でルーキーとしてはイチロー並みの大活躍。

あとは焚き火台としての性能と、ランタンの塩梅を早く知りたい。見てみたい。
あんた、まさかそれだけのために今日キャンプに来たんじゃないでしょうね!! と言われたら
「それだけのために来たんです!!」って言ってもいい程に待ち遠しい( ̄ー ̄)

早く暗く、寒くなーれ。

なった♪

午後7時30分、あたりは闇につつまれ、いよいよガスランタンのデビュー!!
「着火!」あれっ? スイッチひとつで即点火のはずが着かないじゃないの。
再度「着火!!!」

…なんで?
ガスはシューッて出てるし、おっかしいなぁ。
もう一度「着火ぁー!!!!」

「ボワッ!!」

ぎゃーっ、ビックリしたぁ!!
これはあんた着火じゃなくて爆発だべさ。欠陥品か?これは。

あっ、思い出した。
つまみをちょっとひねって少量のガスが出たところでカチャって点火だったっけ。
アブねーアブねー。
下手したらデビューのその日に引退になるとこだったよ。

しかしこの火を使ったランタンてやっぱりいいよなぁ。
明るさももちろんだけど灯りの色がいいよ。
蛍光灯ランタンでずーっと我慢してたけど
この暖かみのある灯りって素敵です。

冷え込んできたので今度は焚き火じゃ。
うーん、この焚き火台の高さがいいな。ほら、足下からぽかぽかだもの。
あっ、向こうに花火が上がりだしたぞーっ。
洞爺湖温泉復興おめでとー!!

ウチだってそう毎度毎度お馬鹿ばっかしやってるわけじゃないもんね。
今回は結構クールなキャンパーだったんじゃない?

帰りに洞爺湖温泉の大和旅館
(以前テレビ朝日の「貧乏旅館を救え」で取り上げられ、営業を再開したとたんに有珠が噴火してしまい、
営業中止を余儀無くされた旅館)で温泉につかって帰りましょ。
って走ってたら温泉街が物凄い渋滞で、元来並ぶのがきらいな私は入湯中止決定。

妻はブーブー言っていたが、いいじゃない、
Uターンしたおかげで国道230号線の代わりの道を発見出来たんだもの( ̄∇ ̄)v
と言う訳で帰路についたのだが、
結局濁川温泉美完成で汗を流し帰って来たんだとさ。
めでたしめでたし\(^o^)/

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