ニセコサヒナ 温もりと絶景のサイト

2002年4月6日~7日・ニセコサヒナキャンプ場

早とちりつーのはいけないものですなぁ。
今まで何度もニセコに行っててさ、「サヒナ」って看板も何度も見てたのよ。
「はぁ~、あのサヒナここなんだぁ」って。

で、いつもは昆布の駅のところから入るのを、今回はニセコの駅側から入ったんだわ。
まだチェックインには早過ぎたし、たまに違う道から山に入ってみようってことになってさ。
その前にニセコの道の駅で昼飯とか地元の野菜とかを仕入れよ~!!

…って、寄ってみたら、なんも売ってねぇの。
んだよねぇ。まだ雪がたっぷりのニセコで季節の野菜は無理無理。
残念ながら弁当みたいなものも全然無し。あるのはソフトクリームだけ。
休憩所には、いかつい顔をしてソフトクリームをパクついている自衛隊のお兄ちゃん達がい~っぱい♪
な~んか緊張感がなくて面白い。

結局我々は爽やかトイレを借りただけで道の駅を後にし、
ニセコの駅で道を確認し、サヒナへ向かう。途中、コンビニで昼飯調達。
さかもとわき水公園だったっけ? で昼食を食って、時間はちょっと早いけどキャンプ場へ。

ニセコ駅でサヒナの場所を聞いたら、
俺がキャンプ場のある場所だと思ってたとこの反対側にあるんだって。
つまりさぁ、今向かってる道の右側にいつも見てる看板があるんだわ。
俺はその看板の横を山側に入って行くと思ってたんだけど、そうじやなくて、その向かい、
つーことは今向かってる道の左側にキャンプ場があるってことよ。
じゃあ、いっつも俺が見てる看板は何だベ? 距離表示だべか?

したらその看板が見えて来た。
赤い矢印風のものも見えるけどなんか欠けて見える。
その横の距離表示が書いてあるらしいとこが剥がれた様になってて見えない。

「あららーーっ、なんだべ? よく分からなかったなぁ。
ま、キャンプ場は左側だから、そのうち入口の看板でも出てくるべ」って、そのまま直進。
ところが行けども行けどもキャンプ場入口がない。
仕方が無い。戻ってそこら辺のペンションの人にでも聞いてみるか。

しかし不幸にもここの住人でない人にしか道を聞くことができず、
なんとなくさっき来た道を戻ってみた。
ずるずるずる~~・・・・

今度はさぁ、当然さっき見たサヒナの看板を反対側から見ることになるべさ。
したっけ、なんも、ちゃんと右方向に矢印がついてて、そこから右に入るとキャンプ場だったのよ。
それをさっきはハナっから…

キャンプ場は俺が思ってたのと反対にある。
あの看板のところを入るわけじゃねぇんだよな~♪

って決めつけてたから、ちゃんと表示が見られなかったんだねぇ、これが。
発達障害あるあるだな、これも。

「ナビ、しっかりしてや!!」
「うっせぇな!!、俺だって初めて行くんだもの、しゃ~ねぇべや!!」
などと、夫婦仲良く会話をしているうちに白樺林を通り抜け、サヒナに到着。

この白樺の林がなんともいい感じ。
北海道で、いや、日本ではないどっか外国の北国に来たみたいな気分にさせてくれるのよね~(^^♪
そして、着いたキャンプ場がまたいい。どこかの山間の小さな村って感じ。

駐車場と通路以外は堅くしまった春の雪がたっぷり残ってて、
その最低限の生活スペースのみの除雪っつーのが人間臭くて好ましい( ̄∇ ̄)v
「ここは設備の整ったキャンプ場です」じゃなくて、
「ここでは人が暮らしてます」っつー匂いがするわけですよ。

チェックインには1時間も早かったけど、
オーナーの奥さんは快く迎え入れてくれて、場内の案内なんかをしてくれた。
炊事棟には流し台の他に食事ができる様にオーナー手作りのテーブル席がある。
5家族くらいがいっぺんに食事できる広さ。
熱遮断の板を使えば簡単な煮炊きはしてもいいんだって。

部屋の中の大きめの薪ストーブには夕方になったら火が入るとのこと。
こんな炊事棟、なかなかねぇぞ。
あ、そうそう。
テーブルだけでなく、ここのセンターハウス、炊事棟、そして今回借りるバンガローなどなど、
すべてがオーナー夫妻とスタッフの手作り。感動ものだど~\(^o^)/

さて、オイルヒーター付きのバンガローに荷下ろしを済ませ、タープを張り、
リビングを作ったとこで、一遊びじゃ~。
暑がりの俺は半袖Tシャツ姿で息子とキャッチボール、そしてサッカー。
すぐ脇の雪の上では、別の家族が歩くスキーで遊んでいる。春と冬が混在する不思議な光景。
一汗かいたらバンガローで読書をしたり昼寝をしたり…。

さて、晩飯の仕度の前に、焚き火で遊ぶベ!!
センターハウスの売店では薪を売ってくれる。
そしたらさぁ、1回分の薪、700円ですんげぇ量なのね。

柴みたいなのを一抱えかなぁと思ってたら、本当の薪。しかもネコ車にいっぱい。
ゴロゴロってでっかくて、
ウチの焚き火台じゃ燃えにくいなぁと思ったんで斧を借りて薪割り。
まさかキャンプ場に来てチャールズ・ブロンソンになるとは…(古すぎて誰も分からん)
ひっひっひ( ̄皿 ̄)

薪割りの後はやっぱしビールだベさ♪
売店に買いに行ったら、「自販機が使えないんですよねぇ。困ったわぁ」ってオーナー夫人。
そしたら「あっ、ここにあるわ!!」って事務所の冷蔵庫から出してくれた。
いやいや、それってもしかして今晩の旦那さん用のビールだったんでねぇの? (^^;

ビールと焚き火で気持ち良くなりながら、息子のリクエストのカレーライスを仕込む。
周りは雪景色だけど意外に暖かいなぁ。
このキャンプ場の雰囲気ももてなしも温かいからだべなぁ~。

食後も焚き火で暖まろう。薪はガッツリあるどぉ~~!!
ふと雪だらけのフリーサイトを見るとテントを張る人影が…。
あとでオーナー夫人から聞いたら、毎年一人で「テレマークスキー」っつーのをやりにきて、
炊事棟で飯を食って、夜は温泉に浸かって、テントで1泊して帰るんだって。
明日でも御本人と話をしてみたいなぁなんて思ってたら何時の間にかいなくなってた。

ほれ、写真の左隅にテントが写ってるべさ?
これがその人のテント。まだこの時間は就寝中でしたな。

俺はキャンプと言うと早起きで、この日も5時起床で焚き火開始。
その横でコーヒーをすすりながらゆったり読書。や~~、いいわぁ(^^♪
今までは朝ってコーヒー飲みながらボーーっとしててねそれはそれでいい時間だったんだけど、
これからは焚き火の横で読書!!
これだな!!

いやいや、それにしてもいいキャンプ場だったなぁ。
眺めはいいし、過保護でないサイトそのものも気に入った。
次回は緑の燃える季節にテント泊だな。でもってファイヤーサークルでガンガン焚き火よ。

今の雪景色からはちょっと想像がつかない春のサヒナ。
どんな顔を見せてくれるんだべなぁ~。
サヒナちゃ~~ん、また遊ばせてねぇ~~(v゚ー゚)ハ(゚▽゚v)

【ニセコサヒナキャンプ場最新情報】

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