海産物情報

殆どの人はもう無関心ですが、原子力非常事態宣言は発令中のままで、
東電破局的原発事故による放射性物質の海へのダダ漏れは今も継続中です。
海は繋がっているので厳密に言えばもう海産物は口に出来ないのですが、
海流や魚群の回遊経路によってはまずまず安全と考えられるものもあります。

道北産のものは、日本海とオホーツク海産になりますから、
海流の面では安全側です。
が、広く回遊する魚は避けるようにしています。
鮭、秋刀魚、鱈、スケソウ鱈などです。
ただ、スケソウ鱈だけは、オホーツク産のものであればOK。

      北海道周辺の3海域におけるスケトウダラの分布域

ブリやサバなど南方の魚が時々店頭に並ぶこともありますが、
汚染海域である太平洋を北上して来たものなのでダメ。
ニシンは日本海産のものならば大丈夫です。
オホーツク海産は、成長過程で三陸沖まで南下しているので失格。

ホッケ、ソイ、アブラコ(アイナメ)、真蛸、カレイ類は地付きの魚なので、
日本海産、オホーツク海産のものならOK。
地付きと言えば、貝やエビ、カニも日本海産、オホーツク海産のものならOK。
ただし、サロマのホタテは稚貝を宮城から仕入れているので失格です。
サロマの牡蠣も同じ理由でダメ。

真イカ(スルメイカ)は日本海産であれば大丈夫。
魚類に関しては「魚名 回遊経路」でネット検索すると出てくるものもあります。
産卵場所や成長過程で太平洋に関係しているものの利用はやめましょう。
それと刺身は、吸虫を避けるためにもうだいぶ前から食べていません。
その心配のないエビ、ホタテ、茹でダコだけは刺身で頂いています。

取り合えず、今回はこの辺で。
追加で何か書いたらまたお知らせします。

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