落雪注意!!(写真付きで詳しく)

一昨日の6日。時刻は15時半頃。気温-10度。
倉庫の屋根の落雪を平らに処理した後、
家の裏手に回り、家の屋根の落雪で山になっている部分を均しに向かった。
これをやらないと、二階の台所の窓が埋もれてしまうのだ。

こんな感じに落雪が積もって山になってきたら…

黒いラインの様に、ある程度の高さで平らに均す。

これが平らに均した後の様子。
我が家ではこれを「雪ステージ」と呼んでいる( ̄皿 ̄)
ここにまた屋根雪が落ちたら、それをステージ下に落としてやる。

一昨日は、2日程続いた降雪で、雪ステージにも積もっていたので、
それをスノウダンプで下に落としに向かった。
屋根には50センチほどの雪が積もって、
積雪の下の部分は家の暖気で融けては凍って、10センチ厚位の氷になっている。

そいつが屋根から10センチほどせり出してたけど、
気温は-10度以下で、これからどんどん冷えこんでいく夕方だし、
屋根からはしずくも落ちていないから、落雪は無いだろうと踏んで作業開始。

しかし万が一って事も想定して、
屋根雪が滑り出すキッカケの音が聞こえたら、
すかさず軒下に飛び込むと言う心の準備はしていた。

作業開始から10分ほど経った頃…
「ドッ!!」と言う低い不気味な音が俺の耳に届いた。
「来やがった!!」と、俺はスノウダンプを放り出し軒下へ飛び込む。

しかし軒下はこんな風に、家の暖気で雪山と家の間に隙間が出来ている。
この写真は落雪後で、はじの方は隙間に雪が入ってしまっているが、
真ん中あたりは、上から見るとこんな感じ。

丁度俺が飛び込んだ辺りに、このくらいの隙間があった。
この写真は、俺が脱出後で、その時に落ちた雪の塊で隙間が埋まっているが、
そうなる前は、地面レベルまで隙間が口を開けた状態。
ハマりこんで下まで落ちたら、単独では多分上がって来れないクレバスなのだ。

ここで、さっきツイッターに書いた落雪時の顛末を引用。

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軒下に飛び込んだものの、
家と雪山の隙間に落ちればまたヤバい事になるから、それを避けながらも、
落ちて俺の体にのしかかってくる重たい雪の塊を手足で必死で押しのけていた。
その時に分厚い氷で打ったところが打撲傷になったんだなぁ。
落雪が終わって、俺はケツが隙間に挟まった格好で仰向けに倒れていた。

隙間に落ちないように、右手を家の壁に踏ん張りながら、
左足の方に覆いかぶさっていた雪の塊をなんとかどかして脱出。
放ったスノウダンプを探すと、雪の塊の下になって、引っ張り出そうとしても全く動かず。
俺がもしこんな風に雪の下敷きになっていたら、
間違いなく大怪我か、運が悪けりゃ死んでたね。

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こんな感じで、落雪と言っても落ちて来るのは雪と言うよりも
分厚く、下場が氷になっているデカくて堅い雪の塊なのだ。

この真ん中のひと固まりで70センチ角位。
厚さは15センチほどで、重さは50キロ以上あると思う。
これで小さい方だからね。
デカいのになると1.5m四方だから、そんなのに乗っかられたら身動きが取れなくなる。

と言う訳で、今回は一応は落雪の可能性も考えていたのと、
普段からウエイトトレなどで筋力をつけていた事が功を奏して、
ちょっと酷い打撲程度で済んだ。

が、今後は30センチ以上積雪がある場合は、
たとえ冷え込んでいても屋根雪作業はやらない事にした。
あの時は必死で落雪に巻き込まれないように防御してたから気付かなかったけど、
今にして思うと、物凄い轟音と、いつ果てるとも知れず落ちて来る雪の塊…
落雪は怖いです!!

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