中富良野森林公園 謎の八角形ログハウス

2001年8月13日~8月14日・中富良野森林公園キャンプ場

切れるナビ炸裂!!
朱鞠内から士別に抜け、和寒でこの旅3回目の給油。そして旭川へ。
旭川までの道は、小さい街や山間部を抜ける国道や道々ばかり。
道に乗ったら次の分岐点まではただ走るだけ。
初めて通る道でもナビ役の俺は楽ちんだ。

しっかぁ~~し、都市部に入った途端状況は一変する。
道路標示が次から次へと出て来て、
そいつと地図を交互に見てるうちに目的の交差点で曲がりそこねたりする。
そこに妻の文句でも出ようものなら、
暑さで煮えくり返り、ナビの失敗で苛立っている俺の脳みそはパンク!!

『切れるナビ』が暴走を始める。
「あのねぇ、俺だって初めて通る道なんだよ!! そんなにすんなり行くわけねーべや。
だいたい俺にどっちに曲がるの? なんて聞くなや、バーカ!!」
手のつけられない逆切れである。

そんな逆切れを繰り返しながら…
…って、本当はそんなに怒りっぽいってわけじゃないよ。
一応ほれ、話を面白くするのに脚色、脚色さ。ハッハツハ
(「いや、脚色じゃないよ。ここに書かれてるとおりだわ!!」妻談)

♪~( ´ε`;)ゞ
いやいや、とにかくなんとか旭川の街を抜けて、あとは一本道。
中富良野にも会う約束をしてる人がいる。
その人には午後2時すぎには中富良野に入る予定と言っていたがそれには間に合わない。
でもキャンプ場に到着した時点で携帯に電話を入れることになってるから大丈夫。

繋がらない電話
途中でビールや地物の野菜なんかを仕入れキャンプ場到着は午後3時すぎ。

とても親切な管理人さんから使用上の注意、と言うより使用上の許可を色々いただき、
きれいにみがかれたバンガローに荷をおろし、施設内の公衆電話に電話をしに行く。

電話番号はその人からメールで教えていただいてたので、
きっちりメモって道路地図に挟んでおいた。
ぬかりはない。

「もしもし、××さんですか?」
その人の携帯だもの「××さんですか?」なんてあたりまえだべやw
なんて浮かれた頭で返答を待つ。
「いいえ、違います」若い女性の声。あれっ?番号押し間違えたなこりゃ。

もー1回っと…。ピピピッ、ピピピピッ……。出たっ!!
「あっ、もしもし、××さんですか?」
「フッ、違います!!」
じゃいっ!!さっきの女性の声でねーの。
しかも「フッ」って軽くあきれたようなため息まで返されちまったい…。

せっかくメモしても持って来るのを忘れる事はよくある(←俺だけか)。
でも今回は違うよ。
あれぇ…?だとすると…ドキッ!!
もしかして番号の写し間違え?
それだったらもうどうしようもないよ。
ためしに下2ケタの数字を入れ替えたりしてかけてみるも結果は同じ。
もうお手上げじゃ!!

いや、待てよ。
昨日朱鞠内で会ったKさん、たしかその人と懇意にしてるな。
その人の自宅の番号知ってるんでないベか。
んだんだ、Kさんに聞くベ!!
妻が電話をしてみた。Kさん不在。たとえ在宅でその人と連絡が取れたとしても俺には携帯がない。
やっぱダメか…。
その人には帰宅してからお詫びのメールを入れよう。

気を取り直して、晩飯にしましょ。
昨日Kさんにいただいた味付けラムロースを食う。旨い!!
こんなに柔らかくて味のいいのって初体験。飯がすすむ。
あの人に連絡が取れなかった残念さも吹っ飛んでいた。

満腹になりあの人の事を思い出した。(←現金なやつ)
もう一度Kさんに電話してみた。居た。
事情を話し、数分後にまた電話した。あの人と連絡が取れたとのこと。

「あの人ねぇ、今日急用が出来てそっちへ行けなくなったんだって。
連絡取るにもそちらからは電話がかかってこないし、こっちからは連絡しようもないので…」
あっちゃ~~…。
そして極め付けに「でねぇ、携帯の番号、末尾が0じやなくて6なのよ」だってさ。
俺の写し間違えさ…_| ̄|○

まぁ、でもあの人も急用で来られなくなったんだからどっちみち会う事は出来なかったんだけどね。
でも連絡がつけられなくて多大なご迷惑をおかけしてしまって…
帰ったらメールだ、メール!!

キャンプサイトの様子は?
そういえば ここのキャンプ場の話をな~んもしてなかったっしょ?
なんかライダー達に人気のサイトらしく、長期滞在者も多いとか。
フリーサイトをちらっと見たけど混んでましたなぁ。

我が家が利用した6人用バンガローサイトは、
木立の中にひっそりとっちゅー感じでのんびりできました。
BBQのできる炊事棟もバンガロー利用者専用のもので、ゆったりとしたスペース。

ウチの泊まったバンガローA棟は周りにスペースがなく、
タープを張ってそこで食事ってことができなかったんで、
調理も食事もぜーんぶこの炊事棟で済ませたんだわ。快適だったよ。

バンガロー自体もすっげぇきれいで、なんと寝具(マットレス、毛布、枕)付き。
新しいシーツと枕カバーは受付の時に渡してくれます。

だけど、どー考えても、あの8角形バンガローにマットレス6枚は並ばないしょ。
なんか秘密の並べ方でもあるんだべか。
だいが教えでけろ~!!

さてさて、その後は中富良野を後にし、最終目的地の洞爺湖温泉へ。
長時間ドライブで疲れたであろう妻の労をねぎらって、旅の終わりは温泉で一泊。
かぁ~ちゃん、のんびりお湯につかって疲ればとってけろじゃ。

あっ、そうそう。
帰宅後判明したんだけど、例のあの人の携帯の番号さ、俺が写し間違えたんじゃなかったのさ。
あの人がメールで送ってくれた番号そのものがそもそも間違ってたの。
参った参った( ̄皿 ̄)

【中富良野森林公園キャンプ場最新情報】

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