函館山登山 キャンプの為のキャンプだい!!

2002年4月20日・春の函館山 死の行軍

人間やっぱり歩かなあかん!!
なんぼ15キロのダンベルでウェイトトレーニングをやったかて、
歩くことで心肺機能を高めて持久力をつけな、ホンマモンの体力作りにはならんのや。
このままではこれからのキャンプシーズン、乗り切ることが出来ひんのや!!
歩くで、歩くでぇ~!!

…って、そのきっかけに何も登山を選ぶことはなかったよなぁ。
いゃ、3年前まではまだ現場仕事もしてたし、
会社帰りに遠回りして歩いたりしてたからさ、
標高333mの函館山なんか楽々登ってたんだわ。妻と息子を励ましながら。
2年前もまだ大丈夫だったな。

でも去年はな~んか都合がつかなくて登れなかった函館山。
本日は2年ぶりに挑戦じゃい!!
ほれ、早くも「挑戦」って言ってるとこが不安気だべさ( ̄皿 ̄)
3年前は函館山「なんか」だったのに。
結果、その不安は適中。とんでもなく苦しい登山となったのでありました。

3年前、俺が励まして山頂まで導いた妻と息子は苦しさに喘ぐ俺を置き去りにし、
俺はと言うと、50m歩いては「ヒー、ヒーーーッ」って休み、
また50m歩いては座り込んでポカリをがぶ飲みするという体たらく。

「お父さんは花の写真を撮りながらゆっくり登るから、先に行きなさい (^^」
って言うのは悲しい言い訳でさ、
先に行った妻と息子が見えなくなると、
道ばたにへたり込んで酸欠と足腰の痛みの回復を図っていたわけだね、これが。

それでもなんとか花の写真は撮ったど。
エゾシマリスもちょろちょろ動き回っててさ、色んなポーズをとってくれましたわ。

だけどね、もーね、息が上がっちゃってるもんだから、ぶれちゃって、ぶれちゃって。
中から、なんとか見られるヤツ5枚を。

でも名前がわかんないのよねぇ~。
山道のところどころに花の説明の看板は設置されてるものの、画像が退色しちゃってて、
どれがなんちゅー花なんだか、さっぱり判別がつかねぇんだよなぁ。
そろそろあの看板、取り替えた方がいいんでねぇの?

あ、んだ。どなたか、この植物の名前分かる人、しかへでけさまい(教えてください)。
左下のカタクリだけは分かるんだけども…
って困ってたら、さっそく幌加内より花の名前が飛んで来ました。

キバナノアマナ

エゾエンゴサク

スミレ

カタクリ

アズマイチゲorキクザキイチゲ

でもって、上のリス君のとこにあるやつはマイヅルソウだそうです。
サンキュ~♪ 野の花に詳しいKさん!!

さて、どーにかこーにか山頂にたどりついたものの、酸欠は治まらず、
深呼吸しようにも肺に空気が入っていかない。
それでも5分位深呼吸を続けて、水分補給なんかをしてたらようやく落ち着いた。
息子が頂上を前にして「もう少しで天国だぜィ!!」って言ってたけど、
マジで天国に召されるどごだったじゃ~!!


余裕で登り切った妻と息子

はぁ~~、でも登り終って頂上から見る景色は格別。
夜景でなくても函館の街は変な恰好してるから面白いよ。
空気も旨いし( ̄∇ ̄)v


持参の望遠鏡で下界を覗き見

いやはや、それにしても体力の無さを痛感。
ウェイトトレで鍛えてる上半身とか太腿はなんともないのに、
足の裏、ふくらはぎ、すねなんかはパンパン。心臓はバックバク。肺は呼吸困難。
ここで「年のせいだ」って言うのはダメだな。
やっぱ極度の運動不足だわ。

だってさ、60,70才以上のとーさん、かーさんがすいすい登って行くんだもの。
リュック背負って、サウナスーツ着て、駆け足で登ってる30才代の人もいたし。
俺なんかさ、下山のとき(下山は楽なんだよね。いい感じで歩いてるつもりなんだけど…)
5センチ位の窪みに足を取られて、ものすげぇ不格好にバランス崩してまってさ。

やっぱり相当足にきてるんだべなぁ…。
ともあれ命あるまま下山できたし、今後の予定としては、毎日のウォーキングだな。
今まで何回も習慣にしようと思ってできなかったけど、今回の登山は効きましたわ。
このままならキャンプ旅行なんてできねぇもの。
さぁ~~、歩くどぉ~~!!

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