ベーコンてただ焼いて食っても美味いし、食材としても色々使えて便利。
でも市販のものはやっぱ添加物が気になるんだよね。
燻蒸していないのに薬品でそれっぽくしてのものも多いし。
そんな時は自分で作るのが一番!!
元々キャンプ料理のレパートリーだったんだけど、
燻製器が無くてもデカい鍋を使えば出来ると気付いて、
それから家でもつくるようになったんだ。
手作りベーコンレシピ
【材料】
・豚バラ肉又は肩ロース肉:400g程度のブロック2個(ここでは肩ロースを使ってます)
※同じガス代、チップ代をかけるなら沢山作った方がお得!!
・塩:大さじ3(精製塩はダメよ。天然のものを使おう)
・砂糖:大さじ2(こっちも天然のものを使おう)
・黒コショー:大さじ1
・ローリエ:4枚
■燻製用材料
・桜のチップ:一握り(俺が使ってるのは帯広産の桜チップ)
※チップは中野製作所さんにメールで注文してます。
・紅茶ティーバッグ:1個(煙の立ち上がりがいいのと、香り付けのために)
・砂糖:大さじ山盛り1程度(色よく仕上げるため)
・ローリエ:2~3枚(香り付け)
【作り方】
「お肉の醤油煮」のとこでも書いた通り、
ブロック肉は調理前にまず1時間ほど水に浸けて血抜きをしよう。
濁りが酷い場合は、水を取り替えてね。
美味しくなれ~と祈りを込めながらすり込むのじゃ!!
血抜きが終わったら、キッチンペーパーで水気を拭き取って、
塩、砂糖、黒コショーをすり込みます。
手が脂ぎっちゃうのが苦手な人は、キッチン手袋を使いましょう。
ポイントは、ひたすら丹念にすり込む事。
ここを適当に済ませちゃうと美味しくできませんよ。
丁寧に丁寧に、全体に刷り込みましょう。
すり込んだらローリエを2枚ずつ貼っつけて保存袋へ。
スモークまでの長~い道のり
さぁ、これからが長い長い待ちの時間。
ベーコンが超スローフードたる所以はここにあり。
これを冷蔵庫に入れて4日間寝かせるのです。
1日ごとに上下をひっくり返してちょーだい。
肉から出る水分が調味料を溶かして、全体に行き渡るようになるんだよ(^^
で、4日経ったらいよいよ燻製開始かと思うでしょ?
まだなのよ、これが。
冷蔵庫から出したら1時間ほど水に浸けて余計な塩分を抜いて、
水気を拭き取ってキッチンペーパー3枚でくるんで、もう一晩寝かせるのです。
塩気に引っ張られて、まだ結構水分が出るのよね。
そして5日目!!
ついに、待ちに待った燻製タ~イム(^^♪
訳の分からん写真ですんません。
これは鍋をアルミホイルでくるんで、
そこに桜のチップ、ティーバッグから出した紅茶の葉、砂糖、ちぎったローリエを撒き散らし、
その上にアルミホイルで包んだ脂受けの皿を置いたとこなのです。
こうしないと鍋が傷むし、
脂受け皿が無いと、肉から物凄く脂が落ちるので、チップに引火してしまうんだよね( ̄▽ ̄;)
鍋の蓋の方もアルミホイルで覆ってね。
そして鍋に網を載せて、熟成した肉をON!!
ここ、写真撮り忘れて、別な時に作ったヤツになってます(^^;
そしてついにおとずれたスモークターイム!!
隙間が無いように蓋をグッと抑えつけたらコンロに点火。
まずは煙が出だすまで強火で!!
数分経ったら煙が出て来るので、そしたら少し強めの弱火にして1時間待つ!!
完全に弱火にしちゃうと煙が立たなくなるんだわ。
15分に一回、肉の面を変えてあげます。
その際、蓋に水分がついてたら拭き取ってね。
そのままにしておくと、肉が水っぽくなるから。
そして1時間後、ついに完成~♪これぞホンマモンのベーコン!!
早速切り分けて味見だべさ~(^^♪
と、行きたいところなのだが…
暖かいうちに切ると肉が崩れるので、冷ましてからラップし、
冷蔵庫で1日冷やしてから切り分けるのだ!!
いや~、ほんでもって苦節6日目にしてついに試食の日ですわ。
ふぁ~、もう言うこと無し。
幸せがいっぱい詰まった味 (v゚ー゚)ハ(゚▽゚v)ィェーィ♪
この幸福感は作ってみないと分からないよ。
休日に燻製する段取りで、是非ともチャレンジしてみてほしい!!
へばへば、まだにし~(@^^)/~~~