新十津川でキャンプ 旭山動物園レポも少々


2002年5月4日~5日・新十津川青少年交流キャンプ村

全身ずぶ濡れで神恵内を後にした我々。と言ってもずぶ濡れなのは俺と妻のみ。
息子は後部座席で「お腹空いたぁ~♪」なんて、呑気に歌っている。
車に暖房を入れて少し走ったら、体温との相乗効果でパンツの方は乾いた感じ。
途中で車を止めシャツやスボンなんかを履き替え、
うるさい息子を黙らせるためにコンビニで朝食を仕入れ、再び出発。

俺は靴がびちゃびちゃになったので持って来たサンダルに履き替えたが、妻は替えがない。
雨に濡れた靴を履いたまま乾かすと悲惨なことになるんだわ。
乾くと靴も足も珍味になるって知ってた? ( ̄皿 ̄)
皆さん、キャンプに行く時は替えの靴を持っていきませう。

えーーーっとね、今日のキャンプ地は新十津川なんだけど、その前に行くところがあるんだわ。
息子君が楽しみにしてるとこ。旭川の旭山動物園。実は俺も楽しみだったりしてw
4,5時間で着くだろうと朝7時に出発したんだけど、雨と不慣れな道の為、結局着いたのは6時間後。
園内にレストランでもあるんだろうと、途中で昼飯も食わずに入園。
しかし動物園のレストランて、なんかブラックだよなぁ…なんて思いながら。

やーーーっ、いいですなぁ。久しぶりの本格的動物園。函館公園のとは訳が違うよ。
この旭山動物園、実はテレビの特集を見て
一般的な動物園と違うアングルで動物を観察できる様に趣向をこらし、
動物が好んで転がったり寝たりする場所にお客さんの通路を設けてるのだと知り、
一度絶対に行ってみたいと思ってたんだわ。

園内に入ったら予備知識通りだったよ。
遠くの木陰に寝てるライオンを目を凝らして探すとかいう悲しさ虚しさ無しに、
ほとんどの動物が目の前で見られる。
黒豹なんか、オリに手を入れたら噛んでもらえるよ( ̄ー ̄)

ヒグマはでっかかったなぁ。
キャンプ場にあんな大将が出て来たらあんた…。
象の大小便ショー(←そんなショーはない!!)も凄い。
息子は食い入る様に見てましたなぁ。「すんごい大量だよ!!」って大喜びよ( ̄∇ ̄)v


キリンてこったらにでっけぇ生き物だったっけ?って驚いたり、
テナガザルの見事なロープ渡りの曲芸も感動ものだった。


サイは泥まみれで、なんか気の毒だなぁ…。
なんて色々語りながら廻ってたけど、この日の旭川は寒かったぁ。


風も強いし、ペンギンたちを見てたら増々寒くなって、
まだ多分見てないところもあったんだろうけど、1時間半で退散。

思えば旅行出発前、妻が「トレーナーとかは1枚でいいの?」って聞いた時、
「暑いから1枚もあれば充分だべさ」って答えた俺。
今朝の雨でそのトレーナーも濡れ、唯一持って来てたジャンパーもぐしょぐしょ。

動物園での恰好は半袖Tシャツ1枚。足下はサンダル。
これじゃあいくら暑がりの俺でも寒いはずだわ。
えっ?
園内のレストランで動物のステーキは食ったのかって?
いや、園内の売店で焼きそばとタコ焼きを食ってごまかしました。
(注 : 動物の料理なんかないからね。念のため)

寒い寒いと思ってたら、今度は雨も降ってきやがってさ。
「新十津川に行くのやめるか?どっかこの近くのキャンプ場のバンガローでも借りてさぁ。
これからあっちまで行ったら、着くのは5時だべ。して雨の中の設営だど、おい」
なんて弱気になりながらも、なんとなく車は新十津川方面に向かってる。

天気予報では段々良くなるって言ってたのによぉ。
やーー、この近くにいいキャンプ場はないかなと、ガイドを見たりしながらブツブツ言ってたら、
な、なんと、進行方向に青空が見える!!
「あれっ、あれって今行かんとしている新十津川の方だベや!!」

まったく現金なもんで、天気が良くなると途端に元気が出てきた。
やっぱり新十津川でテントを張るどぉ。レトルトじゃないカレーも作るべし。
濡れた衣類も乾かして、体制を整えるのぢゃ!!
すっかりパワーアップした我々は、さっきまでの雨が嘘のような、
ちょびっと夕焼け気味の青空の広がる新十津川に辿り着いたのじゃった。いっひっひ~~♪

お陰さまで新十津川ではその後も晴天。
びしょ濡れのテントやタープ、衣類もこのままだと明日の出発前までには乾きそう。

目の前に温泉があったんだけど、なにしろキャンプ場到着が遅く、
晩飯を食って片付けしてたらもう8時半。残念だけど、入湯は諦めて寝ましょ。

翌朝目覚めると昨夜の星空が「明日も晴れるよ~」って言ってくれてた通りの晴天。
濡れてたものもぜ~んぶ乾かすことが出来た。

次の目的地は月形。ここから30分もあれば着いてしまう。
だから真直ぐ月形へは向かわずに、途中でひなび系の温泉を探してみるべ。
おっ、お隣さん…
※実は去年、美笛でキャンプをしたとき、ウチの隣でデイキャンプをしていた家族が、
偶然ここでも隣にテントを張っていたのであった。ビックリ♪
お先に出発のようだな。
「じゃ、またどっかで偶然会いましょう」なんてわけのわかんない挨拶をして、
我々もその後すぐに出発。

この辺には新しい、立派な温泉施設は沢山あるんだけど、
果たしてひなびた温泉はあるんでしょうか。
とにかくね、雨に濡れたのを履いたまま乾かして、発酵してしまった靴のせいで
足まで珍味になった妻が「足だけでも温泉にぃ・・・・」ってうるさいもんだからさ、
まんず美唄の方にでも行ってみるか?

ほらっ、温泉ガイドの地図に東明温泉って、記事は無いけど、名前だけ載ってるもの。
こういうところが案外渋~い温泉旅館だったりするわけよ。
よっしゃ~!!、美唄に行ってみよ~~!!

引き続き月形皆楽公園キャンプ場にも行く

【新十津川青少年旅行村キャンプ場最新情報】

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