ジャズの師匠はチャーリー・パーカー♯3

ジャズジャズ言ってるけどねぇ、
アフロアメリカンミュージックの根底に流れているものって、
時代を越えて共通して在ると思うんだわ。

ゴスペル的なものと言うか、
ブルース的なものと言うか…。

だから古~いアフロアメリカンの音楽を聞いても、
今のラップなんかを聞いても、
通底している物をビシビシ感じるのよね。

例えばチャーリー・パーカーにしても、
もう既に自身ではビ・パップの体系を完成させていたのに、
スウィングのノリの中で、ブルースの匂いを撒き散らす場面がある。

この“Slim’s Jam”って 曲でテナーの後に2番手としてソロを取るんだけども、
ソロへの入り方は完全にブルース的で、
一気に聴衆を引き付ける念力のようなものが感じられるんだよね~。

その後は、ブルースによく見られる循環のコード進行上での
パーカーの真骨頂のフレイジングの嵐になっちゃうんだけど、
出だしの泥臭さは、正にアフロアメリカンミュージックの根っこ。
もちろんビ・パップのフレイズにだって、ブルース臭は満載なんだけどさ。

こういうアフロアメリカンならではの部分は、
彼らの歴史を背負っていない俺にはどうにもならないんだろうなぁと思う。
そう思いつつも、
自分なりの表現の仕方をいまだに模索し続けている
自称チャーリー・パーカーの弟子なのであった(´罒`)✧ 

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