進む砂漠化と気候変動

いまだに二酸化炭素が地球の温暖化を進めていると信じてる人が多いようだが、
んな事はないっつーことは言い出しっぺのIPCCも認めている訳で。
例のホッケースティックのグラフを引っ込めちゃったもんね。

なにしろあそこの初代議長は、
2020年には海水面が60~120m上昇して、
ニューヨークもロンドンも水没するなんてぇ事を仰ってたトンデモな人だったし。

それはさておき…

ここんとこオーストラリアの異常高温が話題になってるべさ?
これなんかも確かに気候変動のうちの一つなんだべな。
ただしこれは
—–もちろん俺は学者じゃないから、勝手な考えを書くだけだが—–
人為的な地球温暖化が原因と言うよりも、人為的な砂漠化がその根底にあるんだと思う。

オーストラリアの国土の約2割は砂漠。
更にかなりの面積が半砂漠だと言われている。
ここでは細かく書かないけど、人が食べるため(経済活動も含む)に行う火入れとか、
過剰な森林伐採、放牧の広がりなどなどが自然植生を破壊して、砂漠化を進めてしまっている。


オーストラリアの砂漠化に警鐘を鳴らす論文は、
1987年の段階で、日本の研究者によって書かれているから、
もうその頃からかなり深刻な問題になりつつあったんだべな。

今、地球って、毎年四国と九州を合わせた面積が砂漠になってるんだって。
原因は、繰り返しになるけど、焼き畑の為の火入れや木材調達の為の森林伐採、
放牧の広がり、工業地帯などから放出される物質による酸性雨などだ。

その根本にあるのは、人口の増加。
人が増えりゃあ、人間活動が増加し広がるのは当然のことで。
それを後先考えないでやってるからこういうことになる。


毎年ヨーロッパを襲うようになった異常高温は、
広がり続けるサハラ砂漠からの熱波が原因だそうだし、
日本の夏が異常に熱くなるのは、ゴビ砂漠からの熱波の影響だと言う。
これ事から考えれば、オーストラリアの異常高温ももっともな事だなぁと思える。

ベートーベンが生きていた時代は、世界の人口は5億程度だったんだって。
それが今じゃ75億くらいでしょ。
めちゃくちゃ増えた人間たちが、食べる為、儲けるために、
一人炭酸ガスを犯人に仕立て上げて、取り返しのつかない状況を生み出し続けているんだよな。

ホント、チョー微力ではあるけど、一人一人が生き方を変えないとヤベェな。
「俺一人が頑張ったって…」って75億人が考えてたら、
状況が良くなることは120%無い。
その先に待っているのは、大量絶滅だろうな。

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