ゆるゆる廃線巡り 天北線その1

廃線好きの息子氏の影響で、
つーか俺も中学生の頃にはSLの写真を撮りに出かけたりして、

元来鉄道関係は嫌いではなかった。

今はCOVID-19の影響で人が多いところは避けたいし、
元々人混みは嫌いだっつーのもあるし、
ひとけのない廃線巡りなら楽しかろうと出かけたのであった( ̄皿 ̄)
外食も避けたいので、弁当持参で~す♪

※これは2019年5月14日の弁当写真です。

今回のターゲットは2008年に一度訪ねた事のある天北線。
まずは起点駅である音威子府駅まで走らねば。

音威子府駅から酪農地帯へ
音威子府村は道内で一番人口が少ない自治体なんだって。
でも俺が住んでいる街には無いコンビニがある( ̄皿 ̄)
あと、「美術工芸高等学校」ってのがあるんだよねぇ。
俺が若い頃にあったら、絶対入学してたなぁ…。

さて、音威子府駅だ。

昔はアイヌ民族の工芸家・砂澤ビッキさん作のトーテムポールがあったんだけど、
今はどこに行ったのか…
駅員さんに聞いたけど分からずじまい。
「音威子府」のレリーフ看板や柱の彫刻はビッキさんの手による物なのかなぁと聞いたら、
これも分からずじまいでしたわ _| ̄|○

音威子府駅は宗谷本線の現役の駅なので、当然汽車が出はいりしている。
この日は運良く停車中のキハ54型に出会えた( ̄ー ̄)

音威子府駅を出てた天北線は、中頓別町の酪農地帯へと入って行く。
次の駅は、1989年の廃線2年前から臨時駅となっていた上音威子府駅。
有志の方々が2014年にプラットホームの修復をし、国鉄時代仕様で駅名標も設置。
って話しを知らなくて、以前の「もうなんも無い」って知識しか無かったので、
サーーーーッと素通りしちゃいました。ゆるゆる廃線巡りだからさ( ̄皿 ̄)

次の天北栄仮乗降場は、道が通ってなくて入れない場所なんだわ。
路線としては、天北トンネルを通って、かつて集落のあった場所に向かう。

その栄地区は、1965年に人口がゼロになってからは原野化が進んでいる。
昔は数軒の民家があったんだけど、電気が引かれる事も無く、
おそらくあまりに暮らしづらくて、その土地を離れたんだろうな。

栄駅の次は小頓別駅。

これは「小頓別駅」と書かれた木製看板が設置された、駅跡近くにあるバス待合室。
写真撮影中に、「俺も写せ」とバスが入って来ちゃった( ̄皿 ̄)

ライダーハウスとして利用されていた次の上頓別駅は、今は更地になっとりましたわ。
跡地には、酪農地帯らしく「獣魂碑」が建てられていたよ。

続く恵野駅跡にはなんも遺ってなかった。けど、ちょっと行ったところに橋桁を発見したぜ!!
廃線から30年以上も経つのに、よく遺ってたなぁ、君~。

次に現れるのは敏音知駅。
この駅跡には道の駅ピンネシリが建っていて、
隣接するキャンプ場の近くに、こんな風に天北線を記念する石碑とプレートが設置されている。
ホームは、後から作ったものらしいけどね。

でも、当時の本物の踏切グッズと合わせてみると、なかなかいい感じなんでないかい( ̄∇ ̄)v

敷かれている線路と枕木は、現役当時のものなんだってよ(^^♪

山間部をどんどん進むよ~
周麿駅はもうな~んも遺ってないけど、次の松根知駅はこれだっ!!

ずーっと誰かが保存・管理していたので、廃線から30年以上を経てもこの状態。
敷地には入れないんだけどさ、駅裏にはホームや線路、駅名標もあるんだって。
アホな鉄道ファンがガチャガチャ踏み込んでいくから、所有者が立ち入り禁止にしたんだべな。

何にも無くなった次の上駒駅はすっ飛ばして、中頓別駅へ。
ここは今はバスターミナルになってるんだけど、二階には天北線資料室があるんだよ。

これは展示品の一部。タブレット閉塞器と、D-51蒸気機関車の金属製の模型だ♪
プラモデルと違って、やっぱり金属製の模型はSLにふさわしい重量感があるわ。

次の何にもなくなった寿駅を過ぎて、新弥生駅のあった辺りに差し掛かったら…

うぉーっ、なんとなんと、まだホームが残ってたんだわ。いや~、これにはビックリ!!
コンクリート製のホームだって聞いたんだけど、鉄骨が残ってるのかなぁ…
ゆるゆる巡りなので、近付いて確認はしません( ̄∇ ̄)v

次の下頓別駅は、駅舎や線路こそないけど、駅って感じで遺されてたよ。
桜をバックに、春の陽光を浴びていい雰囲気~♪

下頓別の次は常盤。なんにも遺ってないという予備知識があったので、サッと通り過ぎて、
天北線廃線巡りその1の終点、浜頓別へ。

見切れちゃったシリーズ第二段。
これはバスターミナルに生まれ変わった浜頓別駅跡の2008年の様子。
撮影中に、地元のお母さんが、「私も写せ!!」と入って来ちゃった\(^o^)/

そのバスターミナルは、場所を変えて、道の駅も併設された浜頓別町交流館に変身!!
駅跡には図書館か建てられていて、この辺一角はすんげー様変わりしてた。

この道の駅「北オホーツクはまとんべつ」はねぇ、町内唯一のパン屋さんが入っている、
地元の人達にも愛されている道の駅だよ。
天北線は、ここからオホーツク海に沿って猿払村まで走り、
そこからまた内陸部に入って、終点の南稚内に向かう。

ってことで、ゆるゆる廃線巡り天北線その1はここまでだよ~ん(@^^)/~~~

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