増毛町ふるさと歴史通り

歴史的建造物、と言っても、たかだか100年前後の歴史だけど( ̄皿 ̄)
まぁ、そういった建物が多い函館で生まれ育って、
45過ぎて道北に移ってからは、そんな建物はめったに見なくなってた。
こっちの方にはあまりないからね。

そしたら、ニシン漁で古くから栄えていた町にはあるんだね。
増毛町には、古い建物が建ち並ぶ一角があって、
「ふるさと歴史通り」って呼ばれてるんだわ。

増毛駅からぶらっと歴史散歩
ではでは、1921年の開業当時の姿に生まれ変わった増毛駅から、
通りをぶらっと歩いてみましょうかね(^^♪

増毛駅は、鉄道の駅としての役目は終わったけど、今は観光施設として活躍中だ。
駅舎内にはタコザンギなどを販売する孝子屋があり、爽やかトイレも併設。
駅前には無料駐車場があるので、そこに車を停めて散策スタート!!

さぁ、駅の裏手に回ってみよう。裏側も現役当時の雰囲気を残して保存されているよ。

駅前にそびえ立つのは、映画「魚影の群れ」のロケにも使われた木造三階建ての旅館富田屋。
1933年に建てられ、正に「駅前旅館」として多くの人達に利用されて、1970年代後半に閉館。
老朽化が激しくなってきたので、今は町が保存しているそうだ。

富田屋のとなりにあるのが、こちらもまた映画に使われた、風待食堂。
元々は雑貨屋さんで、映画に使われた後も看板をそのまま残して、今は観光案内所になっている。

中に入って、スタッフのかたから増毛町の観光マップを頂いて来たよ。
こういうマップやパンフにも、その町の色が出るんだよね。
頂いたのは、横幅10センチほどの、折り畳んであるマップ。

広げると…

わ~い、手描きのイラストのマップじゃないの。
こういうのってなんか楽し気で、見るのが楽しみだよね。気に入りました( ̄∇ ̄)v

海の幸を堪能できる旅館2軒
風待食堂に隣接しているのが、山形屋旅館。

新鮮な増毛の海の幸でもてなしてくれる、現役の旅館だよ。
函館の元町の方に行くと、こういう建物、よく見る。

そして旅館がもう一軒。こちらは「ぼちぼちいこか増毛舘」。
建物の雰囲気とともに、右から左に書かれた文字がまた時代を感じさせますなぁ。

ここでは、海の幸を味わえるだけじゃなく、カヌー体験も出来るのだとか。
隣にピッタリとくっついた海猿舎と言う喫茶店では、
暑寒別山麓の伏流水で淹れたコーヒーが味わえるんだって(^^♪

豪商のデカい建物も!!
増毛舘から少し西へ進むと現れるのが、旧商家・丸一本間家の豪奢な建物。
丸一本間家は、呉服商、海運業、鰊漁の網元、酒造業菜と手広く事業展開した、
当時天塩国と呼ばれた地域で随一の豪商だったそうだ。

ここは有料で見学も可能。入り口から中を覗いてみたら…

奥行き、ものすげーーーーーっ!!(*_*)
流石、豪商の建物だわ。
建物横の通りを入ると、創業者・本間泰蔵が建てた、こちらもまたデッカ~い蔵。

この「千石蔵」では、普段は鰊漁に関する展示がなされているが、
コンサートやビアパーティなどでも利用されているそうだ。
ここで演奏したら、良い響き方しそうだなぁ~♪

そしてこのふるさと歴史通りの終点にあるのが、北海道の呑兵衛の皆さんならご存知、
道内指折りの老舗酒蔵である國稀酒造。

こちらはまた別記事でじっくり紹介するので、ここでは建物の姿だけ( ̄皿 ̄)

この通りみたいに、潮の香りのする古風な街並みと言えば思い出すのは、
道南の江差町にある「いにしえ街道」だ。
和人が入植して、鰊漁で栄えた町は似た匂いがするね。

さて、ここ増毛には、通りから外れたところにも歴史的建造物がある。
最後にそれを紹介するね。

増毛町厳島神社。
1751年に、運上屋の氏神として弁財天を祀ったのが始まりで、
その後1876年に、増毛郡総鎮守となり、小高い丘から増毛の町を見守っている。

増毛には何度も行った事があるんだけど、海産物を仕入れる事ばっか考えて、
こんな街並みがある事に気付かなかったよ。
プラス、増毛の町についても、色々学ばせて頂きました。ありがとう(^^♪

と、大切に保存・活用されている歴史的建造物に感動する一方で、
増毛までの行き帰りに見た、山間部の廃墟の多さに胸が痛んだ。
その全部が農家又は酪農家だったところだ。
日本人は農に対して余りに無関心すぎないか?
政府はと言えば農を軽く見過ぎだし、あまりに冷たい。

かく言う俺自身も、家の裏で小さな菜園をやってる程度なのだけどさぁ。
でもね、食べ物は買えばいいという考えが蔓延り過ぎてないか?
日本の農業従事者の平均年齢は68歳だよ?
農の担い手がいなくなったら、いくらカネを積んでも変えなくなるんだよ?
カネは煮ても焼いても食べられないんだからね。

そんな事を強く感じた旅でもあった。

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