2011年8月 放射線量測定の旅

2011年3月11日の大地震で福島第一原発がぶっ壊れて、
東北・関東を中心に、濃淡はあれどほぼ日本全土に放射性物質が降り注いだ。

北海道でも、特に道東には濃い目に降り、その他の地域も影響があっただろうと聞いて、
自分が住む道北地方をぐるっと一回りし、
各地の放射線量を測ってみる旅に出たのが、事故発災から5か月後。

コースは名寄→音威子府→浜頓別→宗谷→稚内→天塩→苫前。
使用した機材はSOEKS01-Mで、地上1mのγ線のみ測定。
10回測定して平均値を出すという方法を取った。

クッチャロ湖の公園で測定中。測る人とメモる人。

ぐるり一回りする間に25か所で測定したが、
その結果、特にどこかが突出して高いと言う数値は出なかった。
まぁ、ドシロートが安い機器で測定してるんだから、正確なとこは分からないけどね( ̄皿 ̄)

測定しながら観光もねっ(^^♪
せっかく道北ぐるっと一回り旅をするんだから、観光もしよーぜ♪ってことで、
まずは一度見てみたかったここへ。これは「抜海」の地名の元になっている地形。

抜海(バッカイ)。元々はpakkay-pe(子を背負う-もの)というアイヌ語で、
この小高い丘が親で、上の岩を子に見立ててそういう風に呼んだんだね。
それが後に和人によって大地名にされて、漢字で当て字がつけられたと言う訳。

さて、そこから南下していくと、右手の日本海会場には利尻富士の姿が。
でも印象的だったのは利尻富士そのものより、
一人じーっと利尻富士を眺めるお爺ちゃんの後ろ姿であった(^^

観光ついでに一泊しちゃえ(^^♪
道北一周するんだから、運転手である連れ合いさんも疲れるだろうし、
途中どこかで泊まって温泉にも浸かるべぇ~と、選んだ宿泊地は天塩町兜沼公園キャンプ場。
1泊3300円の4人用バンガローを借りて、食事は自炊です。節約です!!

広~い二段ベッドがあって、屋外にはBBQの炉も設置されている。

温泉施設「夕映え」までは車で3分。濃~い成分の温泉だったよ( ̄∇ ̄)v

北海道の古代文化とも出会えたよん♪
翌日は天塩から日本海側を南下しながら測定。
苫前では郷土資料館に立ち寄り、復元された古代の住居を見学。

これは3000年ほど前の縄文時代の住居だ。
壁に使う藁の層を厚くしても、中は寒かったんじゃないべかね。
冬場は火を絶やせなかっただろうなぁ。

こっちは、北海道独自の擦文文化時代(10世紀頃)の家。
擦文文化はそのままアイヌ文化へ移行したと言われている。

でもって、これがアイヌ民族のチセと呼ばれる住居。
こうなるともうかなり現代の家に近い。
居間の中央に炉があって、そういうところは日本の昔の家屋とも共通している。

苫前郷土資料館では、苫前町のみならず、道北日本海側の歴史を知る事が出来る資料が豊富。
町外の人なら、高校生~大人310円、小中学生100円で見学が出来る。
屋外にはここで紹介した古代の住居の展示があるよ。

ぐるり道北一周旅は、苫前から古丹別を通り、内陸に入って終了。
最後に旧国鉄羽幌線・古丹別駅跡にあるバスターミナルをバチッとな( ̄ー ̄)

ということで、放射線量測定の旅、ついでに観光もね♪は終わり~。
測定値の方も、各地おおむね0.1μSv前後で、
高く出るSOEKSでこの程度なら、まぁ大丈夫かなという結果だった。

ビッチリメモを取り続けてくれた息子氏、運転役の連れ合いさん、お疲れ様でした。
つーことで、被曝はしたくない、させたくないので、原発廃絶、核産業廃絶!!

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