昔作った年賀状

産まれてからすぐに、俺が家でかけてた音楽を聞いてたんだもんな。
そらぁ、そういう音楽が身に染みてるし、
そんな音楽の中から、息子氏は自分の好きなものを選んで来たんだろう。

ビートルズマニアになって、R&Bからブルース、そしてラップへ。
その途中でジャズも聞いたし、ロックの歴史も舐めっていた。

そんな息子氏が丁度ビートルズマニアだった小学生時代に、
同じくビートルズ好きの担任教師から、
ビートルズのアルバムジャケットをモチーフにした年賀状が届いた。
素材は、メンバーの顔がいっぱい並んだ、ハードデイズナイトのジャケ。
でも出来栄えは合成でもなく、パロディでもなく…

それを見て俺は燃えた( ̄皿 ̄)
シロートはこんなんで満足するのか。
これじゃダメだべさ。もっとエゲツナイものを作ろうや。
音楽好きの息子氏の為にも、凝ったものを作ってやりたい。
ってことで、「やるんならトコトン!!」の俺と息子氏で作り上げたのがこれだ。

所謂「顔ハメ」ものたけど、息子氏と打ち合わせして、
ジョン、ポール、ジョージ、リンゴの表情に徹底的に近づけた。
タイトルも”LET IT BOO”ってモンティパイソン風にして、ニヤけていた( ̄皿 ̄)

そしてここから、毎年の年賀状のデザインが、
恒例の仕事みたいになってしまった( ̄∇ ̄)v
で、どうせやるなら、夢みたいな絵の方がいいべや!!って作ったのがこれ。

函館から引っ越しした道北の街に、なんとビートルズが現れて、
我が家の前の道を渡っていると言う、息子氏の初夢を描いた風の図。
ポールなんか、マイナス20度以下の道で裸足だからね( ̄皿 ̄)
ビックリした表情の息子氏、役者やのぉ~(^^♪

ワキアセたっぷりの、アルトサックス吹きの年賀状は、
若い頃のチャーリー・パーカーのアタマの部分だけを息子氏に代えさせてもらった。
師匠、すみません (-人-)

この撮影時に、息子氏はボールペンを吹いて顔の雰囲気を出している。
なかなか上手いもんだ。目つきも師匠のジャケにそっくりだ。

これはねぇ、ライティングが難しくて、押し入れに入って撮ったんだよ。
息子氏が自分でライトを持って右側から照らしている。
何回も撮り直しした( ̄皿 ̄)
わざわざ黒いトックリのセーターを着てさ。

こういうアホな事は好きだなぁ。
ノリはじめたらとことん行ってしまう癖があるからね。

年賀状なんか何年も前からもう書いてないけど、
こういうのを作るためだけに、来年はひとつ、なんかやってみっか?( ̄∇ ̄)v

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